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シンデレラストーリーなので虐げられる展開が勿論あるのだが、思っていたより長かった印象。
割と幼少期から丁寧に(?)虐げられるさまを描き、家から出られても、そこでも虐げられ……ヒーローの出番はまだかと熱望するほど。
ヒーローとは幼少期に一度会っているけれども、再会までがかかったからなあ。
それまでは師匠となってくれたアルマとカラスのクーちゃんが救いの存在だった。
なおヒーローと再会してからは怒涛の勢いで逆転へと続くので安心だ。
それにしても、虐げていた側の人たちにまともな人がほぼいなかった件。
ある一人を除いて、だが。
そのキャラの真意や主人公の化粧に隠されたことや母親の件、主人公の顔に残された件も予想できるように伏線がはられているので、答え合わせとなる終盤で「やっぱりそうだよね!」と思えたのはなかなか楽しかった。
王道といえば王道ながら、外してこない安心感というか。
ざまあ展開もなかなか痛快でよかった。
因果応報ですね。
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ハッピーエンド確約、安心して読める王道(ありがち)ストーリー。軽く読めるので疲れた時とか暇潰しに丁度良いと思う。
ソフィの火傷痕、ソフィは痛がってなかったのにベリンダが痛がって叫ぶシーンは謎だった。そんなに痛かったの?それとも火傷痕は身代わりになってた時には時が止まってたの?
まぁそこは本旨ではないし気にするようなところでもないが。ぽろぽろ気になるところはあったが、概ね面白かったかな。
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孤独な少女の〈愛と再生〉を描いたシンデレラストーリー!
幼い頃に両親を亡くしたソフィは父の生家である伯爵家に引き取られ、過酷な労働の末、王宮の下働きに出されることに。新天地で生活が改善されるかと思ったが、九歳の時に負った醜い火傷痕のせいで孤立してしまう。しかし、宮廷薬師と出会い、火傷痕を治す研究の傍ら化粧の技術を磨いたことが切っ掛けで王妃の専属化粧係に抜擢され! ?
そんなある日、王妃の生誕祝賀会に魔法大国から美貌の王弟ジークベルトが来訪することに。彼は王妃の化粧を見て、化粧係は誰かと尋ね──。