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警視庁機動捜査隊渋谷分駐所の名コンビ、高丸卓也と縞長省一。彼らの機捜車のコールサインは235だ。衆議院解散に伴う総選挙が決まり、その対応で忙しくなった警視庁を騒然とさせる事件が発生。SNSに法務大臣・坂本の殺害予行が投稿されたのだ。ある事件で捜査一課特殊犯捜査第一係係長・葛城に評価された機捜231の大久保実乃里は、設置された特別捜査本部に呼ばれ、高丸、縞長とともに、坂本の選挙区・川越で坂本の選挙事務所に潜入捜査に入る。次々に浮かびあがる容疑者たちを懸命に捜査する三人だったが、さらに事件は展開し――。
読者を引き込む熟練の語り口が大人気のシリーズ第三弾登場。
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総選挙という時事ネタとしてタイムリーだけど、これじゃない感。機捜235らしい内容じゃないし。シマさんファンとしてちょっと残念。
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機捜235シリーズ第3弾。
TVドラマも好調なようですが、多分TVとは異なる路線だと思います。
ただ縞長のイメージが中村梅雀になってしまっているのが良いのか悪いのか。
今回の舞台は埼玉県川越というアウェイであること、衆院選挙がらみであることなどシリーズのマンネリ防止に余念がないです。
機捜231の大久保の天然さが面白く、適材適所という役割分担がうまく機能しているのが良かったです。
登場人物も少ないので真犯人はなんとなくわかっていましたが、動機が読書には後出しになっているのが残念でした。
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元見当たり捜査官の中村梅雀さんが機捜捜査員として大活躍する『機捜235シリーズ』の最新刊です!
間違えた
縞長通称シマさんが主人公でそれをドラマで演じてるのが中村梅雀さんです
しかしもうシマさんは中村梅雀さんとしか思えない
こんなにイメージぴったんこなのは珍しいんだけど、今野敏さんの場合、小説をドラマに寄せて行くっていうのをよくやるんよな〜
わいが勝手に思ってるだけかもしれんけど、確信犯的にやってる気がするんよね
だとしたら逮捕だわね
それにシマさんのパートナー高丸も平岡祐太そのものだし、徳田班長役の東根作寿英しかあり得ないし、安永所長も山本未來がそのまんま浮かんできます
そして今回のキーパーソンで機捜231に乗る大久保ちゃんなんかま、じ、で、敏さんが当て書きしたんじゃないかってくらい秋山ゆずきなのよ!
もうこっちも秋山ゆずきって名前でいーんじゃね?ってくらい(いいわけあるか!)
そもそも今野敏さんの作品て読みやすいんだけど、ドラマのメンバーや場所の雰囲気そのまんまなんで、ドラマを見てると読みやすさ倍!みたいなね
そしてもうドラマの新シリーズへの期待も倍!っていうね
そうか!これが狙いか!やっぱ逮捕やな
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相変わらず会話中心で読みやすいのはいいけど、どんどん薄くなる。事件も内容も会話も。そろそろ卒業かなぁ、今野さん。
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法務大臣に殺害予告の投稿があり、警視庁から機捜235の高丸と嶋長、そして大臣の秘書として機捜231の大久保が潜入捜査に入るのだが…。
軽く読めて興味深いキャラクターも登場して、シリーズを読み続けている者としては、手際の良い警察小説になっている。
1日で読んでしまいくらいに楽しめた。
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機捜235の今回はスピンオフ的なもののように思いました。
大久保さんがかなり前面に押し出され、舞台も東京ではなく埼玉。
選挙がらみの事件でした。
いつもと少し違う雰囲気が良かった。
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予告だけあってコトが起こるまで時間かかりすぎ。しまいにはイタズラ起因でしたのオチにはガッカリした。警備部の乱入とか伏線かと思ったのに何も無しとか裏の裏か。
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今回はそれほど話の展開で心に残ることは残念ながらなかった。大久保さんが主に評価された話かな。高丸と縞長が年齢は大きく違うがお互いに尊敬しながらいいコンビでいる様子がとてもいい。
過去に大変な思いをした縞長だが、背水の陣で見当たり捜査班で仕事した結果、多くの人に認められることになったことが嬉しい。散々過去に増田に言われて、いまだに縞長のトラウマとなっているが、その増田からも「その人はあなどれない」「頼りになるんだよ」まで言われて、ウルッときた。増田もなかなかいい人ではないかと思った。このシリーズは初心に戻れる思いでとても好き。次回にも期待します!
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厳しく星を付けるなら2.5。
ただ今野さんの作品はミステリーに重きを置くというよりは、人間関係やサスペンスの方に視点が向くのでこの作品も今野さんらしいと言えるのだろう。
刑事になりたい高丸と、以前の失敗により見当たり捜査のスペシャリストとなった縞長の機捜コンビ。
今回は国政選挙で起こった殺害予告。
ターゲットにされた法務大臣の周辺で捜査を進めるのだが、同じく機捜から引っ張られ秘書役として潜入していた大久保が行方不明となり…。
サスペンスと書いたけれど、張りつめた緊張感というよりは、新たな局面が次々展開していくといった感じ。
誘拐されたのではないかと心配される大久保も、もともとマイペースな性格でいつのまにか人の懐に入り込んでいるという不思議な能力の持ち主でもあることにより、それほど不安な感じはない。
捜査本部に様々な種類があることを初めて知った。
最高警備本部…サミットなどの重要な国際会議、年末年始の特別警戒の時に設置 本部長は警察庁長官か次長、あるいは刑事総監
総合警備本部…警察本部主導 本部長は警視総監、または各道府県警本部長
よくある、警視庁や県警の刑事と地方の刑事や機捜との軋轢やギスギスした上下関係がないのが心地良い。
ターゲットの坂本法相も偉そうなところのない、人間性あふれる政治家だった。
皆が協力しあって、自分の強みを生かして捜査するのを見るのは良い。
だが、そこが逆にゆるゆるし過ぎてちょっと緊張感なさすぎと取れるかも知れない。
先日読んだ、米澤さんの警察物や横山さんの警察物とは真逆な感じ。
まあでも、そこが今野さんらしさということか。
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時事ネタがあって面白いなとは思った。
「私何かしましたか?」系隊員に振り回される235。
殺害予告の便乗に誘拐が突然差し込まれて両方薄くなった印象でした。
みんな怪我なくてよかったね!