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崩れゆく絆 みんなのレビュー

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みんなのレビュー45件

みんなの評価4.2

評価内訳

45 件中 1 件~ 15 件を表示

伝統の崩壊

2022/10/27 09:30

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:令和4年・寅年 - この投稿者のレビュー一覧を見る

アフリカの部族の暮らしが変わりゆく時代の風景。風習によって維持されてきた一つの社会が崩壊していく。キリスト教が入ってきた時の森と教会の役割もまた印象深かかった。

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異国の生活

2020/01/21 23:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:H2A - この投稿者のレビュー一覧を見る

巻末にボリュームある解説があってかなり参考になる。それに丁寧な注釈はそのページにあって、イボ族の歌詞も日本語に訳され、付属の栞には登場人物まで載っていて良心的な本作り。慣れないアフリカ文学という敷居の高そうな本だが、その丁寧さには好感。ウォムフィア村のオコンクウォという男が、村の中で声望を得て財をなし妻も3人と子供たちといちおう平和に暮らしているが、その男性的な権威と力に頼る頑なさのために罪を犯して転落していき、最後には(この文化の中では忌み嫌われる)自殺を遂げる。当時のアミニズムの世界観での人々の暮らしと、迫りくるヨーロッパのキリスト教による侵略との対比の中で簡潔に描いて力強い。その文化は異様にも映り始めはとっつきづらいが、読み進むうちに独自の一貫した論理もあって洗練されていることがわかり、この小説が垣間見せてくれたその世界は忘れ難い。
 これが3部作の最初の小説なら、その後の作品も合わせて訳してくれたらと思うのは贅沢というものだろうか。

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崩壊と転落

2020/07/26 17:44

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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

アフリカ固有の文化や風習が失われていく過程が、淡々と描かれています。すべてを手にした後で破滅へ向かう、主人公・オコンクゥワに現代の成功者を重ねてしまいます。

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アフリカから西洋を批判した作品

2019/01/26 23:26

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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

ナイジェリアの作家、アチェベの作品。未開の地を舞台にした作品というと想像してしまうのが「アラビアのロレンス」のように、知恵も勇気もなくて、ただ列強のされるがままになっている現地人を率いて戦う白人という図式しか想像できなかったのだが、この作品ではイギリスに支配されているナイジェリアのあっても、イギリス人が野蛮としか理解できない(キリスト教以外は野蛮な邪宗だと思い込んでいる)崇高な宗教が存在し、その宗教を基盤とした村社会が成立していたという前提から話が始まる。主人公・オコンクウォは戦士として死んでいきたいという苦悩の末に自殺という村では隠避といわれる方法を選択してしまう。その過程でのイギリス人(白人)の狡猾さは、なぜもっと後世に批判されないのか

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民俗学的な語りのおもしろさ

2015/12/19 22:01

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投稿者:アトレーユ - この投稿者のレビュー一覧を見る

大好きな民話の語りのような話の流れ、そして少しダレそうになるあたりから一気に、起承転結の“転・結”がくる。小説としての完成度が高いというのかな。アト的に一部(アフリカの地域住民の慣習・伝承という基礎の上に成り立っている日常生活のお話。民俗学的)だけでも満足だけど。日本でもアイヌや蝦夷の話がある。同じように征討されて終わるのかと思いきや、意外な結末。だが、きちんと行く末を描かないことが、あからさまな政治臭を消し、小説としての浄化させてる、と思った。

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解り合う努力を放棄して力で押さえつける安易さ…

2017/01/18 11:00

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投稿者:sin - この投稿者のレビュー一覧を見る

自然と共に生きるすべを呪術信仰に昇華したアフリカ人と、民族の衝突と私利私欲により洗練された宗教を持つ白人の、各々の神の正当性の主張はその背景にある武力の差によって優劣を決定された。白人は博愛の神の代弁者として圧政を敷きアフリカの風習を野蛮として退けたが、悲しいかな主張の隔たりが或る場合のお定まりの成り行きとは云えないだろうか?解り合う努力を放棄して力で押さえつける安易さ…

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2014/01/16 01:39

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2014/03/01 00:13

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2014/02/07 17:02

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2014/04/06 00:14

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2015/07/28 02:11

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2014/12/11 12:48

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2015/03/13 01:06

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2015/03/29 15:25

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2015/09/27 13:12

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